明けましておめでとうございます
新年おめでとうございます。
あっという間にまた1年が過ぎてしまいました。昨年、自分にとって激動の年になるだろうと予測しましたが、予想通り大変意義ある1年を過ごしました。今年は、昨年以上に多くのテーマを抱えていますが、誰もが納得できるそしてシンプルな流通システムの確立を目指し、頑張りたいと考える所存です。
今年も1年間よろしくお願いいたします。
昨年の一番大きな出来事は、オックスフォード大学出版局(OUP)との業務提携(国内窓口業務)でした。OUPとの信頼関係は、私たちの著作権処理への方向性の正しさの証明であり、その評価と自負いたしております。次に英国著作権管理団体Heron社との業務提携です。Heron社は英国内出版物および米国内出版物の著作権を取り扱うブリッジ(仲介団体)です。Heron社との業務提携により英語著作物に関する許諾処理の環境は、かなり高いレベルになり国内処理と遜色のないレベルになることでしょう。しかしながら英語の場合、海外の原書の許諾よりも国内に持ち込まれた国内出版社による出版物のほうが権利関係が複雑になり許諾を取り辛い状況にあります。英語に於いては、この問題の解決が私の今年のテーマです。
国内著作物に於いては、年々スピードアップ出来ており今後のテーマは、Eラーニングや講義での利用に対するフレキシブルな対応システムの構築です。
また、権利者不明の著作物に対する対応も大きなテーマです。海外の事例を参考に合法的な方法での対応策を研究していますが、本年度も引き続き研究して行きたいと考えています。
今年もまた波乱含みの1年になりそうです。