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福岡3児死亡事故、8日に判決…量刑は大幅軽減か(読売新聞1月6日付)

 この事件は、元福岡市職員の今林大被告が、2006年8月、福岡市内で飲酒運転の上、前方を走行する車に追突し海に転落させ、被害者の大上哲央さんと妻かおりさんの子供たち3人を死亡させたとして、危険運転致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた事件である。今林大被告に対する判決が8日、福岡地裁にて川口宰護裁判長から言い渡される。
 同地裁は先月18日、業務上過失致死傷と道交法違反(酒気帯び運転)の罪を訴因に追加するよう福岡地検に異例の命令を出したという。「恐らく地裁は、危険運転致死傷罪の成立は困難と判断した」とみられ、量刑が低くなる業務上過失致死傷罪が適用される公算が大きいと報道されている。
 果たしてこの報道どおりの判決が出れば、市民感情を逆撫でする事になり裁判に対する国民の期待を裏切る行為ともなりかねない。
「飲酒運転で事故を起こしたら被害者を放置し、沢山の水を飲み、酒が抜けるまで身を潜めるのが自分の身を守る最善の方法である」と司法が認めることになるのである。これは法律の壁ではない。心の問題だ。もしも減刑されたとしよう。 恐らく減刑され刑期を終えた今林大被告に対し、社会は暖かい眼差しで迎えるであろうか?まっとうに刑期を終えても社会の目は冷たいのだ。

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