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2008年01月06日

福岡3児死亡事故、8日に判決…量刑は大幅軽減か(読売新聞1月6日付)

 この事件は、元福岡市職員の今林大被告が、2006年8月、福岡市内で飲酒運転の上、前方を走行する車に追突し海に転落させ、被害者の大上哲央さんと妻かおりさんの子供たち3人を死亡させたとして、危険運転致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた事件である。今林大被告に対する判決が8日、福岡地裁にて川口宰護裁判長から言い渡される。
 同地裁は先月18日、業務上過失致死傷と道交法違反(酒気帯び運転)の罪を訴因に追加するよう福岡地検に異例の命令を出したという。「恐らく地裁は、危険運転致死傷罪の成立は困難と判断した」とみられ、量刑が低くなる業務上過失致死傷罪が適用される公算が大きいと報道されている。
 果たしてこの報道どおりの判決が出れば、市民感情を逆撫でする事になり裁判に対する国民の期待を裏切る行為ともなりかねない。
「飲酒運転で事故を起こしたら被害者を放置し、沢山の水を飲み、酒が抜けるまで身を潜めるのが自分の身を守る最善の方法である」と司法が認めることになるのである。これは法律の壁ではない。心の問題だ。もしも減刑されたとしよう。 恐らく減刑され刑期を終えた今林大被告に対し、社会は暖かい眼差しで迎えるであろうか?まっとうに刑期を終えても社会の目は冷たいのだ。

2008年01月02日

箱根駅伝古豪復活!早稲田大学往路優勝

12年ぶりに早稲田大学が、箱根の山の往路を制しました。前評判は高かったものの二区では12位まで後退し、3区で竹沢選手が5位まで盛り返し、5区の山登りで駒野選手が力強い走りでにトップトップに立ちそのままゴール!大混戦の見ごたえのあるレースでした。
順天堂大学のアンカー小野選手が、ゴールまであと500mで足に痙攣を起こし、中村監督の判断でレースを中断。小野選手、順天堂大学の他の選手たち、そして中村監督、皆さんの悔しさ無念さ・・・レースを見つめるもの皆が力いっぱいの拍手を送ったことでしょう。駅伝という競技の厳しさ・冷酷さそして果敢に立ち向かうアスリートの美しさ、今年も感動をありがとうございました。
小野選手、来年リベンジ楽しみにしています。

早稲田の渡辺監督、貫禄出てきましたね。選手の頃の倍ほどの幅(笑)御免なさい_(_ _)_

明けましておめでとうございます

 新年おめでとうございます。
 あっという間にまた1年が過ぎてしまいました。昨年、自分にとって激動の年になるだろうと予測しましたが、予想通り大変意義ある1年を過ごしました。今年は、昨年以上に多くのテーマを抱えていますが、誰もが納得できるそしてシンプルな流通システムの確立を目指し、頑張りたいと考える所存です。
今年も1年間よろしくお願いいたします。
 昨年の一番大きな出来事は、オックスフォード大学出版局(OUP)との業務提携(国内窓口業務)でした。OUPとの信頼関係は、私たちの著作権処理への方向性の正しさの証明であり、その評価と自負いたしております。次に英国著作権管理団体Heron社との業務提携です。Heron社は英国内出版物および米国内出版物の著作権を取り扱うブリッジ(仲介団体)です。Heron社との業務提携により英語著作物に関する許諾処理の環境は、かなり高いレベルになり国内処理と遜色のないレベルになることでしょう。しかしながら英語の場合、海外の原書の許諾よりも国内に持ち込まれた国内出版社による出版物のほうが権利関係が複雑になり許諾を取り辛い状況にあります。英語に於いては、この問題の解決が私の今年のテーマです。
 国内著作物に於いては、年々スピードアップ出来ており今後のテーマは、Eラーニングや講義での利用に対するフレキシブルな対応システムの構築です。
 また、権利者不明の著作物に対する対応も大きなテーマです。海外の事例を参考に合法的な方法での対応策を研究していますが、本年度も引き続き研究して行きたいと考えています。
 今年もまた波乱含みの1年になりそうです。